こんにちは、kenです。
このブログでは世の中にはびこる副業案件の調査・検証をしています。
今回、検証していくのは中村友也の兼業3.0という企画。 キャッチコピーは「1%未満の人しか知らない超・衝撃秘匿情報―。小額で獲得する爆益 ”市場”最高の兼業、ついに解禁―。」とのこと。
一体、どんな手法で爆益を出すんでしょうか?
- 中村友也は何者なのか?
- 中村友也の兼業3.0は稼げる? or 詐欺?
- 中村友也の兼業3.0の評判や口コミは?
リサーチを重ね、客観的にレビューしていきたいとおもいます。

中村友也の経歴&プロフィール|一体、何者なのか?
まずは兼業3.0の中村友也について。一体、何者なのでしょうか?
経歴やプロフィールを確認していきましょう。
中村友也の経歴について調べると、兼業3.0のYoutubeで以下のように紹介されています。
- 会社員時代は月収30万円のサラリーマン
- 副業でFXを始め、1万6千円を9日で192万円にした
- 数名の億トレーダーを教育し輩出している
- 師匠の大志と共に兼業3.0を生み出した
中村友也は元々サラリーマンでしたが、副業で始めたFXで稼げるようになり、その手法をもとに兼業3.0を生み出しました。
億トレーダーを輩出した実績もあり顔も出しているため、FX業界ではかなり知名度がありそうです。
Youtube以外に中村友也のプロフィールやSNS、トレーダー関連の記事を詳しく調査してみました。
その結果、出てきたのは同姓同名のバスケット選手のみで、トレーダー中村友也の情報は一切ありません。
神の親とも呼ばれる人が、他のメディアやSNSにまったく取り上げられないのは不自然です。
また、神の親と呼ばれていることや出演しているものは、すべて兼業3.0のホームページやYoutubeに限定されています。
そのため、中村友也の経歴やトレーダーの実力には確証がなく、実在している人物か不明です。
中村友也の兼業3.0は詐欺で稼げない?それとも本当に稼げる・・・?
早速、今回取り上げる中村友也の兼業3.0について、詳しく調査してみました。
これによると、中村友也の兼業3.0は「1%未満の人しか知らない超・衝撃秘匿情報―。小額で獲得する爆益 ”市場”最高の兼業、ついに解禁―。」というキャッチコピーを掲げています。
しかし、具体的な根拠や証拠に乏しい印象。
そこで兼業3.0のYoutubeを調べたところ、兼業3.0はFX裁量取引をおこなうための情報商材ということがわかりました。
裁量取引とは何か?
裁量取引とは、投資家が自らの判断で売り買いを行い、損切や利益確定の決済まで行うことを言います。
裁量取引は相場の変動に対して柔軟に対応ができ、テクニックや知識を積み重ねることで長く安定して利益をだすことにもつながります。
兼業3.0は、裁量取引で有益な情報を与える商材のようですが、実は裁量取引には以下のデメリットもあります。
- テクニックを習得するまでに時間がかかる
- 情報だけ習得しても必ず勝つとは限らない
- 感情のコントロールが必要
- 手動で注文をする手間やタイムラグが発生する
情報商材はあくまで情報であり、テクニックを習得しても必ず勝てるとはかぎりません。
また、裁量取引は、欲や感情に左右されやすいためメンタル面のコントロールも必要です。
初心者であればテクニックの習得でも膨大な時間がかかるため、中村友也が掲げる「1万6千円を9日で192万円にする投資法」が現実的なものとは思えません。
小額投資で爆益は生まれない
兼業3.0では「小額で獲得する爆益」とありますが、FXは損益の差で利益を積み重ねていくため、小額の元手であれば利益も小額です。
元手が1万円の場合、1ヵ月で10万円を稼ぐのも厳しいでしょう。
神の親と呼ばれトレードを熟知していれば、元手に対して得られる利益がどれくらいかわかるはずです。
もしかしたら、兼業3.0の中では小額の定義が100万円かもしれませんが…。
元金がなくならない0カットシステム
兼業3.0のYoutubeでは、中村友也が0カットシステムについて言及しています。
0カットシステムは、ロスカットが間に合わず元金がマイナスになってしまった場合、業者が損失を負担する形で元金を0にしてくれることです。
しかし、0カットシステムは海外のFX業者でしか行われず、国内のFX業者が損失を補填することは法律で禁じられています。
兼業3.0は海外のFX業者でトレードを行うことを想定しているのでしょうか?
また、億トレーダーを輩出する人間が、安易に0カットシステムに頼った投資法を紹介するのは不自然です。
基本的に「短期間で利益を生み出す」「小額で爆益」のような手軽さや即金性を謳ったものは詐欺案件お決まりのパターンなので気をつけてください!
詳細がわかり次第、追記していきますね。



特定商取引法に基づく表示を確認してみました。
こういった商材では「特定商取引に関する法律(特定商取引法)」に基づいて必要な情報が記載されているかが、重要なチェック項目となります。
販売者 |
株式会社gleam |
---|---|
運営統括責任者 | 馬場 和義 |
所在地 |
〒544-0001 大阪府大阪市生野区新今里3丁目12−3 |
メール |
info★gleam.link |
表現及び商品に関する注意書 | 本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。 |
返金(返品)について | 情報という製品の特性上、お客様ご都合での返品および返金はお受けしておりません。 |
投資に係るリスク | 当商品は、著者と同じような利益が出ることを保証するものではありません。
FX取引は価格変動リスクを伴いますので、場合によっては損失を被る可能性があります。 |
免責事項 | 当商品を販売するにあたり万全な形で公開しておりますが、商品の特性上その効果を将来的に常に保証するものではありません。 また、当商品を利用し、万が一何らかの損害、トラブル等が生じた場合であっても、当社及びその責任者は、一切の責任を負わず、いかなる補償も行わないものとします。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさいますようお願いいたします。 |
お支払いについて | ※クレジット決済時の為替レートによって請求額が異なる場合がございます。 |
販売会社は株式会社gleamとなっており、FXの情報商材であるため投資リスクや返金対応についても一通り明記されています。
また、連絡先の記載はあるものの、問い合わせはEメールでのみ受け付けているようです。
兼業3.0はFXを扱うため急なトラブルが起こった場合、電話連絡ができないのは不便でサポート体制としても不安を感じます。
もし、急ぎで連絡をしたい時でもEメールでの対応になるため注意してください。
次に、運営統括責任者ですが中村友也ではなく、馬場和義の名義で登録されています。
2人の関係性は不明ですが、馬場和義を調べると株式会社gleamの代表取締役として、noteを通じて兼業3.0のPRを行っていることがわかりました。
馬場和義は兼業3.0のセミナーにも顔を出したことがあるそうで、兼業3.0や中村友也について詐欺ではないと定期的に発信しています。
つまり、逆に考えると兼業3.0に対して詐欺だという声が多数上がっている、ということになりますね。
続いては、株式会社gleamの所在について調べてみました。
このビルはスカイプラザⅡという名前で、カラオケや飲み屋などのテナントが入った雑居ビルになっています。
株式会社gleamの看板はありませんが、このビルの一室に事務所を構えている可能性がありそうです。
ただ、株式会社gleamの住所にはビル名や号室番号がないため、ビル内の詳しい所在がわかりません。
ちなみにこれも、結局は稼げない詐欺案件のときのお決まりパターンがあります。
それは、「めちゃくちゃ稼げる、って言っているのに雑居ビルの1室が所在地になっている」というパターンです。
普通の会社や本当に儲かっている企業なら、オフィスビルや高級マンションなのが一般的。 にもかかわらず詐欺案件では、雑居ビルや一軒家、果てはバーチャルオフィスやレンタルスペースっていうのがざらなんですよね…。



中村友也の兼業3.0の評判や口コミはいかに・・
中村友也の兼業3.0についての、口コミや評判は以下の動画で確認できます。
ツイッターのDMもしくはLINEで報告された画面のように見えます。
よく見ると各自で利益は出していますが、数千円から数万円ほどで「1万6千円を9日で192万円」のような爆益ではありません。
また、小額でも利益が出せればSNSで発信する人もあらわれそうですが、兼業3.0の媒体以外では一切口コミや評価が出ていないため、この実績はかなり信用性が低そうです。
とはいえ私としては最終的に、悪い口コミが出ないでほしいと思っています。
「騙されました…」「○○万円ドブに捨てたも同然です」みたいな口コミを見ると、騙されてしまった人を想像して心苦しいので…。
【kenの結論】中村友也の兼業3.0は本当に稼げるのか。
最後にまとめです。
- 中村友也は〜な人物
- 中村友也の兼業3.0は稼げる? or 詐欺?
- 中村友也の兼業3.0の評判や口コミは?
中村友也の兼業3.0は稼げない案件の可能性が高いのではないかと感じました。
理由は「1%未満の人しか知らない超・衝撃秘匿情報―。小額で獲得する爆益 ”市場”最高の兼業、ついに解禁―。」のような人目を惹く言葉で集客しておきながら、実際には詳細な条件や証拠が提示されていないからです。 引き続き、本案件に関する最新情報が入ってきましたら、追記していきますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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